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鳥インフルより怖い? 中国で未知の病・NDM‐1が増殖中 - 名無し (?)

2013/10/07 (Mon) 23:41:28

病気治療に欠かせない抗生物質。しかし、今の中国には、鳥インフルエンザの陰に隠れて、抗生物質を溶かすように分解する「NDM‐1」という酵素を持つスーパー耐性菌が増速中なのだという。

中国の医療事情に詳しいジャーナリストの戴世煜氏はこう語る。

「2010年頃から、中国でエイズに似た“奇病”が発生しているという噂が流れていました。確かに多臓器不全の症状が表れた患者はいたのですが、調査の結果、エイズのような免疫不全ではなく、ごく普通の細菌がNDM‐1を持つ耐性菌に変異し、あらゆる抗生物質が効かなくなっていることが判明したのです」

NDM‐1を持つ細菌は、もともと衛生状態の悪いインドやパキスタンで発生したといわれ、中国には自由貿易協定を結ぶパキスタンから流入してきた可能性が高い。当初は特定の抗生物質を分解する能力しかなかったというが、いつの間にどんな抗生物質も効かない能力を身につけたのか?

「中国では普通の風邪やウイルス感染に対しても、とにかく効き目の速い抗生物質を山盛りで処方する医師がほとんどです。畜産や漁業養殖の現場でも、病気予防のためエサに大量の抗生物質を混入する。中国の抗生物質原材料の生産量は年間21万トンで、うち18万トンが国内消費。抗生物質大国といわれるアメリカの10倍以上の“一大乱用国家”なのです」

そのため、医療関係者の予想をはるかに超えるペースで耐性菌が成長していまったのだという。戴氏が続ける。

「人々は日常的に抗生物質を大量服用し、抗生物質まみれのエサで育った家畜の肉を食べる。それらの糞尿は肥料として田畑にバラ撒かれ、農作物にため込まれる。それをまた人が食べる。この濃縮スパイラルを生き抜いた耐性菌が、どれほど危険なものになっているか……」

現在はまだ抗生物質以外の薬剤による“対症療法”がある程度効くこともあり、スーパー耐性菌のターゲットは抵抗力の低い高齢者や、ほかの病気にかかって体力のない人に限られている。

しかし気になるのは、誰もが普通に腸内に持っている大腸菌の中にも、すでにスーパー耐性菌へ変異を遂げたケースが確認されていることだ。

抗生物質を住居の錠前、耐性菌を空き巣犯にたとえれば、中国のスーパー耐性菌は現存する錠前に対するあらゆる合鍵を持つ最強の泥棒。人の腸内は細菌の繁殖に最適な場所なので、この合鍵は周囲へ無限にコピー配布される。健康な人へも悪さをするような別種の細菌へ合鍵が伝播する“水平変異”も非常に起こりやすいという。

つまり、中国でこれ以上、抗生物質の過剰使用が続くようなら、スーパー耐性菌はいつ健康な人々に牙をむいてもおかしくないのだ。

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2014/05/20 (Tue) 03:59:47

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2014/05/26 (Mon) 10:39:21

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