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40代は要注意!メタボより怖い「サルコペニア肥満」 - DREAM SLIM BODY (?)

2013/09/13 (Fri) 03:01:36

「サルコペニア肥満とは、サルコ=筋肉、ペニア=減少という意味で、筋肉が減少することと、肥満が合併した状態を指します。高血圧になるリスクは女性で2.3倍、糖尿病につながる危険因子の値は19倍、さらに骨折や転倒、寝たきりになるリスクも格段に高まります」

 こう言うのは、サルコペニア肥満研究の第一人者で筑波大学大学院教授の久野譜也(くのしんや)先生。メタボは内臓脂肪肥満に、高血圧や高血糖、脂質代謝異常のうち2つを持っている人を指すが、サルコペニア肥満はそれに筋肉の減少が加わる。最近、メタボより怖いと注目を集めているのがサルコペニア肥満なのだ。

 その判断の仕方は2つの項目による。体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で算出される「BMI」と、市販の体組成計などで測れる“体重に占める筋肉の割合”だ。BMIが25以上、そして女性は筋肉率が22%未満だとサルコペニア肥満と判断される。この数字は、一見すると“ちょっと太ってるくらい”の数値。しかし……。

「筋肉の量は20代をピークに毎年約1%減少していきます。いま40歳なら20年後の60歳には20%も減少している計算になる。予防をせず、加齢のまま進行させてしまえば、やがて歩けなくなるまでに筋肉は減っていきます。実際、私どもの調査では、年齢とともにサルコペニア肥満の割合は増えていき、40代で約5%だったのが、70代になると30%近くにまで増加することがわかっています」

 特に若いころからダイエットを繰り返している人は、今はスリムでも、筋肉が減り、リバウンドしやすく、骨も弱くなっている状態ではサルコペニア肥満のリスクが非常に高くなるという。そこで今回、先生にチェックリストを作ってもらった。

□ふだんの生活のなかで、つまずくことが増えた。
□以前に比べて、歩くのが遅くなった気がする。
□猫背になっていることが多い。
□階段よりも、エレベーターやエスカレーターをよく使う。
□布団の上げ下ろしや掃除機かけなどの家事が、以前に比べてつらくなってきた。(以上、サルコペニア項目)
□テレビや雑誌で取り上げられる「◯◯健康法」「◯◯ダイエット」を実践しても、やせられないことが多い。
□急な食事制限ダイエットを行った後、リバウンドしたことがある。
□最近、太りやすくなった気がする。
□検診やかかりつけ医で体重を減らすように指示された。
□BMIが25以上である。(以上、肥満項目)


 チェックの数が多いほど、サルコペニア肥満である可能性が高い。肥満に関しても糖尿病や脳卒中、心疾患の危険性があるが「サルコペニア肥満の場合、筋肉の減少が拍車をかけ、生活習慣病のリスクをさらに高めてしまいます。人間の体格を標準、肥満、サルコペニア、サルコペニア肥満と4つのタイプに分けることができて、さまざまな疾患のリスクが高いのはサルコペニア肥満。予防のためには筋肉の量を維持することが、何より重要。それにはやはり、運動と食事です」。

40代は要注意!メタボより怖い「サルコペニア肥満」 - DREAM SLIM BODY (?)

2013/09/13 (Fri) 03:04:59

40代こそ知っておきたい“筋肉を効率よく強くする食べ方”

 ここ最近、メタボより怖いと注目を集めている“サルコペニア(筋肉減少)肥満”。その対策として食事はどうすればいいのか。管理栄養士の新生暁子さんによれば「筋肉を作るBCAAを多く含む食材を取るのが効果的」なのだそう。

 BCAAとは、筋肉を作るのに欠かせない必須アミノ酸のことで、バリン、ロイシン、イソロイシンという3つの総称をいう。

「BCAAを豊富に含む食材には、マグロやカツオなどの赤身の魚、レバーなど赤身の肉、大豆製品、牛乳などがあります」(新生さん・以下同)

 また、BCAAを効率よく取るためには、ビタミンB群が必要だという。

「ビタミンB群を豊富に含む食材は、ごま、きな粉、豚ヒレ肉、玄米などです。ふだんの食事ではBCAAを含む食材をメインにし、白米を玄米に替えるなどの見直しを行ってみるのがよいのではないでしょうか」

 さらにBCAAを効率よく取るためのポイントとして、摂取するタイミングは運動の30分前。運動と食事のタイミングがはかれない場合は、朝食に取るといいという。また、サルコペニア肥満の対策として欠かせないのが肥満の解消。

「タンパク質をしっかり摂取することは大切ですが、タンパク質過多になると、脂質も一緒に摂取することが多く見られます。ですから肥満を解消するためには野菜やきのこ類、海藻類などもしっかり摂取することが大事です」

年を重ねれば重ねるほど、いろいろな栄養素をしっかり摂取することが大事なのだそう。まずは1日の摂取できる分量(※目安として30~49歳が1千140カロリー、50歳以上では1千100カロリー)を把握したうえで、活動量の多くなる朝、昼はしっかり食べ、夜は控えめにするなど工夫をしたほうがいいという。

「その際に注意してほしいのが、主食、主菜、副菜、汁物のバランスを考えること。ごはんはお茶碗に軽く一杯。汁物は具だくさんもの、主菜はタンパク質を適量にして野菜をしっかり取れるメニューにし、副菜は小鉢で2品程度が理想的です」

※厚生労働省『日本人の食事摂取基準』より

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2014/04/18 (Fri) 09:55:52

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2014/06/05 (Thu) 12:09:28

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